住宅ローンで選べるダブルフラットとは?押さえたい基本をご紹介!

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住宅ローンで選べるダブルフラットとは?押さえたい基本をご紹介!

住宅ローンと一口にいってもさまざまなものがあり、借り入れ条件がそれぞれで変わります。
最適な融資を受けるためにも、どのような住宅ローンがあるのかは事前に一度チェックしたいところです。
今回は、住宅ローンで選べるダブルフラットの概要や特徴のほか、メリットやデメリット、注意点もご紹介します。

ダブルフラットとは?住宅ローンの基本

ダブルフラットとは、固定金利の住宅ローンであるフラット35を2つ組み合わせたものです。
返済期間はそれぞれで変えるのが基本であり、たとえば片方を20年、もう片方を35年などと設定します。
こうすると、借り入れからしばらくは集中的に住宅ローンの返済をおこなえ、片方の完済にともなって返済のペースが緩やかになります。
このような形で借り入れする目的は、家計への負担をライフプランに合わせて調整することです。
マイホームを買った直後は子どもが小さく、学費もあまりかからないため、住宅ローンへの返済も集中的におこなえるものです。
しかし時間が経つと子どもが大きくなり、住宅ローンの返済よりも学費のほうにお金を回したくなるところでしょう。
このような時期ごとの都合にあわせて返済額をうまく調整できるのが、ダブルフラットの特徴にあたります。

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住宅ローンの利用前に確認!ダブルフラットのメリット

ダブルフラットを利用すると、将来の総返済額が抑えられます。
単独のフラット35で借り入れしたケースとの差額は、151万円にまで達する場合もあります。
また、将来に月々の返済額が下がるのもメリットのひとつです。
たとえば、返済期間をそれぞれ20年と35年としたケースでは、20年目までは毎月109,014円の返済が必要ですが、21年目に入ると61,629円となり、返済の負担が軽くなります。

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住宅ローンの利用前に確認!ダブルフラットのデメリットや注意点

ダブルフラットは、借り入れからしばらくは月々の返済額が高くなります。
片方の返済が終わるまでは、単独のフラット35で借り入れしたときよりも負担が重く、事前のシミュレーションが不十分だと返済が行き詰まりかねません。
また、ダブルフラットでは1度に2つの住宅ローンを組む形となり、借り入れ1件につき発生する諸費用もかさみます。
さらに、ダブルフラットは取り扱っていない金融機関も多く、申し込みの窓口が限られる傾向にあります。

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まとめ

ダブルフラットとは、返済期間の異なるフラット35を2つ組み合わせる住宅ローンです。
メリットには、総返済額が抑えられる、将来に月々の返済額が下がるなどが挙げられます。
しかし、借り入れからしばらくは返済の負担が重い点などは、デメリットや注意点にあたります。
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