住宅ローンの借入可能額を決める基準は?借入上限額を増やす方法も解説!

不動産コラム

野村 朋洋

筆者 野村 朋洋

不動産キャリア19年

生まれも育ちも川崎です。
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住宅ローンの借入可能額を決める基準は?借入上限額を増やす方法も解説!

マイホームを購入するときには、住宅ローンを利用する形が一般的です。
しかし、いざ住宅ローンを組むにあたり、借入可能額はどのくらいなのか気になる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、住宅ローンの借入可能額を決める基準や借入上限額を増やす方法、住宅ローンを借りるときの注意点について解説します。

住宅ローンの借入可能額を決める基準

金融機関が住宅ローンの借入可能額を決める基準のひとつは「返済負担率」です。
返済負担率は年収に占める年間返済額の割合であり、フラット35では年収400万円未満の場合は返済負担率30%以下、年収400万円以上で35%以下に設定されています。
また、完済時の年齢も借入可能額を決めるときの基準のひとつです。
そのほか購入予定の住宅の担保評価額、購入価格に対する借入額の割合など、さまざまな要素を複合的に判断したうえで借入可能額は決められています。

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住宅ローンの借入上限額を増やす方法

住宅ローンの借入上限額を増やして購入できる住宅の選択肢を増やしたいのなら、夫婦の収入を合算するのがひとつの手です。
ただし収入合算できる条件などは、金融機関によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
また、借入期間を長く設定することも借入上限額を増やす方法のひとつです。
毎月の返済にくわえてボーナス払いを利用すると、さらに借入上限額を増やせる可能性があります。

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住宅ローンを借りてマイホームを購入するときの注意点

マイホームを購入すると、毎年固定資産税や都市計画税を納める義務が発生します。
固定資産税や都市計画税は年4回に分けて納めますが、住宅ローンの返済に納税額の負担が重なることは、注意点として押さえておく必要があります。
また、購入したマイホームに長く住み続けるには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
維持費や修繕費などの費用が別途必要になることも、住宅ローンを組むときには頭に入れておきましょう。
住宅ローンを組むときには毎月の返済額だけでなく、いつどのタイミングでいくら費用がかかるのかを踏まえたうえで資金計画を立てることが大切です。

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まとめ

住宅ローンの借入可能額を決める基準は返済負担率や完済時の年齢、購入予定の住宅の担保評価額、購入価格に対する借入額の割合などさまざまです。
住宅ローンの借入上限額を増やしたいのなら、夫婦の収入を合算したり、ボーナス払いを利用したりするのが選択肢のひとつです。
また住宅ローンを組んでマイホームを購入するときには、固定資産税や維持費などの費用が別途かかることも押さえておく必要があります。
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マイホーム検討中の住宅ローンに関するご相談も、ぜひ弊社までお問い合わせください。

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