不動産を購入するなら要確認!断熱材として使われるグラスウールとは?

不動産コラム

野村 朋洋

筆者 野村 朋洋

不動産キャリア19年

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不動産を購入するなら要確認!断熱材として使われるグラスウールとは?

住まいの快適さは使用されている断熱材にも左右されるため、不動産を購入する際にはどのような断熱材を使っているのか確認しておく必要があります。
住宅にも多く使用されているグラスウールとは、どのような断熱材なのでしょうか。
今回は、グラスウールとは何かを、メリット・デメリットも一緒にご紹介します。

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不動産購入時にチェック!グラスウールとは?

住宅に使用されている断熱材にはいくつか種類があり、それぞれ特徴や価格が異なります。
そのなかでも特に注目を集めているグラスウールとは、住宅の壁や天井、床などに使用されることが多い断熱材です。
ガラスを溶かして繊維状にしたものを集めて成形しており、内部に空気の層を持たせて断熱性を高めています。
非常に軽いので、施工業者が取り扱いやすいのも特徴のひとつでしょう。
吸音性にもすぐれているため、音楽室や音楽ホール、体育館などでも使用されることが多いです。
グラスウールは主原料の多くがリサイクルガラスで、繰り返し利用できることやゴミの減量に役立つことから環境にやさしい建築素材といわれています。
ただし、デメリットもあるため、そのデメリットをカバーできるような工夫が施されているかどうか、不動産を購入する前に確認しておくことが重要です。

不動産購入時にチェック!グラスウールのメリット・デメリットとは?

グラスウールのメリットはやはり、「価格の安さ」です。
住宅に使われることが多い断熱材のなかでももっとも安く、コストパフォーマンスにすぐれています。
また、主原料がガラスなので燃えにくく、火災の時には有毒ガスなども発生しにくい特徴があります。
そのほかにも、シロアリ被害を受けにくいことや、発がん性が低いこと、また、素材が軽いため断熱効果を高めるために厚みを持たせて、ほかの断熱材と同様の効果を実現したとしても、価格はやはりトップクラスの安さを保てます。
その反面、湿気に弱い点が最大のデメリットといえます。
濡れるとつぶれてしまい、すき間ができて断熱性能を失うことになるのです。
そのため、防水シートでグラスウールを覆ったり、袋詰めにして加工したりするなどの対策をしなければなりません。
グラスウールに関する知識が足りない業者が施工し、短期間で家の断熱性が失われてしまう例も少なくないのです。
購入を検討している不動産にグラスウールが使用されている場合は、このような対策をして正しく施工されているか、必ず確認しておきましょう。

まとめ

価格が安く防火性の高いグラスウールは、住宅の断熱材として注目を集めていますが、湿気に弱いのでそのままで使用するには問題があります。
そのメリット・デメリットをしっかり確認し、正しい効果が発揮できるような施工がなされているかチェックしておくと安心でしょう。
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