不動産購入にあたりトップライトを設置するメリットデメリットとは?

不動産コラム

野村 朋洋

筆者 野村 朋洋

不動産キャリア17年

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不動産購入にあたりトップライトを設置するメリットデメリットとは?

不動産購入する方のなかには、トップライトの設置を検討されている方もいると思います。
おしゃれで明かりとしても利便性が良いトップライトですが、一方デメリットも気になるところです。
今回は、そもそもトップライトとはどんな家に設置するものなのか、メリットデメリットもあわせて解説します。

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不動産購入で設置するトップライトとは?

トップライトとはいわゆる「天窓」のことで、主に採光や通風を目的として設置される方が多いです。
種類としては、窓が開かない「固定式(フィックスタイプ)」と、窓が開き換気ができる「開閉式」があります。
開閉式にも「手動」と「自動」があり、雨が降ったら自動で閉まるといった便利な機能が備わったものもあります。
さまざまな種類の中から、取り付ける場所や用途によって選ぶことが可能です。
一般的には、北向きの部屋や住宅密集地で大きな建物に囲われていて、採光を期待できない場合に設置する場合が多いでしょう。

不動産購入でトップライトを設置する場合のメリットデメリットは?

トップライトの主なメリットを3つご紹介します。

採光

通常の壁側についた窓の約3倍の光を取り入れると言われており、自然光が家の広範囲に届くのは大きなメリットです。

通風

固定式の窓でない場合は、お部屋の換気口の役割も期待できます。

プライバシー性

住宅密集地で、隣家と窓が向き合っている場合、お互いの視線や音が気になって、せっかく窓があるのに開けるのをためらうことも考えられます。
トップライトであれば外からの視線や音が気になりにくく、プライバシーを確保しやすいでしょう。
続いては、トップライトの主なデメリットを3つご紹介します。

雨漏り

屋根を切り抜いて窓を作るので、何もない屋根に比べると、そのリスクは高いでしょう。
しかし、雨漏りは水の流れが緩やかなところに起こりやすい性質があるので、屋根に勾配をつけてリスクを減らすなどの対策もできます。

メンテナンスのしにくさ

固定式や押し出して開けるタイプの天窓は、掃除する際に屋根にのぼる必要があり、危険でハードルは高いと言えるでしょう。
自分でまめに掃除したい場合は、回転式の窓を選べば室内からでも掃除できます。

夏暑く冬寒い

日当たりが良いがゆえのデメリットは、真夏の直射日光です。
夏は室温が上昇し、逆に冬は暖かい空気がトップライトのほうへ逃げてしまい、冷暖房が効きにくくなることがあります。
窓を設ける方角や、UVカットガラスやペアガラスにするなど、設置業者とよく相談して決めるとよいでしょう。

まとめ

今回は、トップライトを設置するにあたってのメリットデメリットを簡単にご紹介しました。
トップライトを設置することで通気性や採光を取り入れられますが、代わりにメンテナンスがしにくいなどのデメリットもあります。
不動産購入と合わせて設置をお考えであれば、ご自分の住宅環境を見据えて、ぜひ検討してみてください。
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