マンションの専有部分を長持ちさせるため住宅履歴情報を活用しよう!
マンションを購入するときに重要なのは、築年月日・間取り・階数・エレベーターの有無・方角などです。
そして、建物がどのように作られているか知ることはとても大切です。
これはマンションを長持ちさせるため、なにかトラブルが起きてしまったときのために把握しておくべき情報です。
ここでは、マンションを長持ちさせるための住宅履歴情報についてご紹介いたします。
マンションの専有部の住宅履歴情報とは何かを知ろう
住宅履歴情報とは読んで字の如く、住まいの履歴の事です。
マンションを長持ちさせるために必要な情報を蓄積・活用していくサービスで、住宅の維持管理、リフォームしたいときなど、さまざまなことに活用できます。
<マンション専有部とは>
まず、よく耳にするマンション専有部について知っておきましょう。
他にも専用部・共用部などがありますが、専有部とはすなわち壁や天井で囲まれたあなたが居住する空間の事です。
主にLDKや居室などを指します。
共用部とは、専有部以外の居住者が共用して使う空間の事をいい、廊下やエレベーター、ホールなどを指します。
<住宅履歴情報とは>
新築工事状況やリフォーム時の改修工事状況などを登録しておくことで、将来の不安に対してしっかりと対応・活用できます。
新築マンション専有部の住宅履歴情報には、建築確認、住宅性能評価、長期優良住宅認定、新築工事関係があります。
建築確認とは、建築基準法に遵守した建物であるかを証明するもので、第三者機関による地盤調査・建築確認・工事管理・完了検査に関する書類や図面があります。
住宅性能評価とは、住宅がどれだけ優れているものかを判断するものです。設計
住宅性能評価、建設住宅性能評価に関する書類や図面があります。
新築工事関係とは、新築工事をする上で、完成までに作成された図面や資料のことです。
他にも、重要事項説明書や維持管理段階の点検・診断・修繕・改修した際の書類や図面などがあります。
これらを住宅履歴情報として保管し活用しましょう。
マンション専有部の住宅履歴情報の閲覧保管方法を覚えましょう
マンションの専有部に関する住宅履歴情報について分かったところで、実際に閲覧管理方法を説明します。
数あるサービスから信頼できる住宅履歴情報サービスを探すことが重要です。
一般的には、契約した際に入る住宅瑕疵保険機関のサービスを使ってみるのも良いでしょう。
<閲覧保管する方法>
前項にも述べましたように、住宅履歴情報サービスを取り扱っている機関はいくつもありますので、一概にはいえませんが、共通して閲覧と保管を覚えておくことが重要になります。
各種図面や電化製品の取り扱い説明書のPDFなどを保管するほかにも、管理組合の活動を確認したり、共用部の予約管理の確認をしたり、管理会社を中心に居住者とメール連絡をしたりできます。
これらが使えると次に述べるところで大きく活用できます。
一つ目に、効率的で確かな維持管理ができます。
二つ目に、不具合が発生したときに原因の特定をスムーズにおこなえます。
三つ目に、リフォームする際に効率的に計画ができます。
四つ目に、売却する際に売却価格を正当に判断することができます。
まとめ
日本の住宅は欧米の住宅と比べて寿命が短いとされています。
その中で一日でも長持ちさせるために定期的な点検や修理は必要になってきます。
その際に困らないよう、ぜひ住宅履歴情報を活用してみてください。
アイナハウジングでは、JR川崎駅周辺を中心にマンションをご紹介しております。
JR川崎駅周辺のマンションに関するご相談も、ぜひ当社までお問い合わせください。