不動産相続で必要な税金とは!?〜相続税の種類や計算方法を解説!〜
はじめて不動産を相続するという人のなかには、「不動産相続はただ建物や家を引き継ぐだけ」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、実際には相続した不動産の種類によってさまざまな税金を支払う必要が生じます。
今回は、不動産相続をした人がどのような税金をいくら支払うべきかについてわかりやすく解説します。
相続に関わる税金の種類とは
まず、不動産を相続すると相続税が発生します。
相続税については聞いたことがある人も多いと思いますが、実際には相続税のほかに登録免許税も支払う必要があります。
<登録免許税とは>
不動産は誰かの名義で取得していることになりますが、相続した不動産を故人の名義のままにしておくと自分が所有しているとは認められません。
そこで不動産の保有者変更手続きが必要になりますが、その際に登録免許税が発生します。
この税金の存在を忘れやすいので、十分注意しましょう。
<その他の種類は>
他の種類の税金は特に発生しませんが、状況次第では別の税金が発生するケースもあります。
どんな税金がどれくらいかかるかわからない場合は、不動産の専門家に問い合わせましょう。
不動産に関する税金の計算方法とは
どのような不動産であれ、相続した不動産には税金がかかります。
どんな税金がいくら必要になるか把握するため、基本的な計算方法を覚えておきましょう。
<相続税の計算方法>
相続税の支払い金額を把握したい場合は、「基礎控除額を超えた分を支払う」と覚えておくとよいでしょう。
相続税の支払い金額を計算する前に、まず課税価格を計算する必要があります。
この課税価格には、不動産を含むすべての遺産相続から葬儀などの費用を差し引いた金額が該当します。
実際にはかなり複雑な計算になるため、専門家への相談をおすすめします。
課税価格がわかったら、課税価格から基礎控除額(3000万円+600万円×相続人数)を差し引くと相続税の支払い金額がわかります。
このとき、課税価格によって控除額と税率が変動するため注意しましょう。
<登録免許税の計算方法>
登録免許税についてはは、固定資産税評価額×0.4%で算出することが可能です。
評価額は自治体によって異なるので、必ず自治体に問い合わせて価格を調べるようにしてください。
まとめ
不動産を相続するときは、相続税と登録免許税の2種類の税金がかかります。
これらの税金の支払い金額を知りたいときは、今回紹介した計算方法を参考にしてください。
計算が複雑でわかりにくいことも多いので、専門家の助けを借りると安心です。
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