川崎の治安が悪いのは誤り?!安心に暮らせる街か検証
神奈川県近隣では川崎=治安が悪いイメージがあるといわているようです。
これから1人暮らしを始める方や、お引越しを考えている方にとって「街の治安」はとても気になりますよね。
神奈川県の中でも横浜市に次ぐ大きな都市である川崎市ですが、実は治安が悪いのは1部だけで、全体で見ると安全で治安が良い街というデータがあります。
今回はそんな川崎になぜ治安が悪いイメージが定着してしまったのか、その理由と、川崎市の中でも安全で住みやすいエリアについてご紹介していきます。
川崎の治安が悪いイメージは誤り!
川崎市には昔から工業地帯があり、ひどい環境汚染によって「川崎公害」という大きな公害が発生した事で公害都市とも呼ばれていた時代がありました。
しかし、昭和46年から市をあげて改善が取り組まれ、現在は工業地帯が臨界エリアに密集するため騒音被害も少なく、安心して暮らせる街になりました。
現在の川崎市は川崎区を中心に競輪場や競馬場、風俗施設が多い事から治安が悪いイメージをお持ちの方が多いようです。
しかし、令和元年の1月から8月までの「刑法犯認知件数」をみると、横浜市が総数10,696件に対して川崎市が総数4,175件となっています。
人口一万人当たりの刑法犯認知件数の値を見ても、東京都足立区が96,9件、千葉県浦安市が101,5件に対して川崎市は55,7件と、犯罪数が少ないという結果が見て取れます。
以前までの公害問題に加え、現在はギャンブル施設、風俗施設の多い事によって治安が悪いイメージが定着していますが、犯罪発生の数値を見ると治安が悪いイメージが誤りだという事が分かります。
川崎の治安が悪いのは誤り!安全に暮らしやすいエリアはどこ?
川崎市全体を見ると犯罪発生率の数値が低い事がわかりましたが、川崎市は7つの区に分かれているため、区ごとに治安の良さも変わります。
川崎市の中でも特に治安が良い街として知られるのが、昔ながらの商店街が立ち並ぶ鹿島田がある幸区です。
すぐ近くには慶応義塾大学のキャンパスもあり、学生や女性の1人暮らしにもおすすめのエリアで、JRを3路線利用できるアクセスの良さもあります。
川崎市で、一人暮らしを始めたいという方にはおすすめの地域となっていますので、ぜひご検討ください。
まとめ
神奈川県川崎市は、工業地帯によって引き起こされた公害問題があったこと、ギャンブル施設や風俗店が多い事で治安が悪いイメージがありますが、犯罪発生率を見ると治安が悪いイメージは誤りだという事が分かりました。
これからお引越し先をご検討の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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