マイホームの快適な動線とは:キッチンや収納スペースも
マイホームで快適な暮らしを送るために、動線を考えることはとても大事です。
マイホームの間取りを見ながら、日々の生活の中で自分や家族がどう動くのか考えてみましょう。
マイホームのキッチンの快適な動線とは?
普段の生活のために利用する動線と、家事に利用する動線は少し異なります。
日中の生活の動線は、洗面室、トイレとリビングが主ですが、家事の動線は洗濯機を置いてある洗面室・料理をする台所がメインとなります。
間取りを決める際は、水回り設備を近くにまとめて作る傾向にあるため、台所、トイレ、洗面室、お風呂といった設備は家の同じ側に偏ることが多いもの。
一直線に並べがちですが、2種類の動線を分けるために、洗面所と台所に2カ所のドアをつけることがおすすめです。
例えば、台所と洗面室を繋ぎ、トイレ前を通らずに行き来出来るようにすると、忙しい時間帯にも家族とすれ違う確率が減り、快適に家事ができます。
また、日に何度も作業する台所は、さまざまな形があります。
シンクや調理台、コンロが壁際一列に並ぶI型キッチンは、壁際と並行してもう一列キッチンカウンターがある対面式(ペニンシュラ型)や、アイランド式に比べ、省スペースで導入できます。
さらに壁際の工事だけで済むため、工事費が比較的安くすみますが、2人などで作業すると手狭に感じることもあります。
また、設備が多くなると端から端まで距離があり、家事がしにくいことがあるのがデメリットです。
カウンターキッチンとも呼ばれる対面式キッチンは、前も後ろも使えるため作業がしやすく、収納スペースも十分にとれます。
そして壁に接しないアイランドキッチンは、とってもおしゃれなうえ、複数人で利用しても圧迫感がありません。
ただ、対面式とアイランド型は、リビングから見える上に、調理しているところを見せるキッチンでもあるため、汚れているとリビングの印象も雑然としてしまいがちです。
マイホームの収納スペースの快適な動線とは
マイホームの動線を考える際、収納スペースの位置も大事な条件です。
ファミリークローゼット(ウォークスルー)やウォークインクローゼットといった、大型で家族皆の衣類をまとめて収納できるクローゼットが人気です。
これらのスペースを家事の動線に組み込むことで、家族全員の洗濯物を一度にしまえるというメリットがあります。
ウォークインタイプの収納スペースは中に入ることができるので、ものの管理もしやすくなります。
一方、収納スペース内に「ウォークイン・ウォークスルー」を設けるということは、その分デッドスペースを増やしていることになります。
さらに、お子さんがある程度大きくなると、自分の衣類や荷物は自分の部屋に置きたがったり、親御さんとしても自立心を養わせるため自分で管理させる方向へ転換するご家庭も多いのです。
そうなると家族共用の大型収納スペースは必要なくなる可能性もあります。
マイホームの快適な収納スペースの場所や種類は、今だけではなくある程度先の未来を考える必要があります。
まとめ
マイホームで快適な動線を取り入れるための着眼点を2つご紹介しました。
日々のことですから、快適な造りにして気持ちよく暮らしたいものですね。
私たちアイナハウジングでは、JR川崎駅周辺の新築一戸建て・建売住宅をご紹介しております。
マイホーム検討中の住宅ローンに関するご相談も、ぜひ当社までお問合わせ下さい。