住宅ローンの融資実行日はいつ?気を付けたいポイントとは

不動産コラム

野村 朋洋

筆者 野村 朋洋

不動産キャリア19年

生まれも育ちも川崎です。
豊富な経験と知識を生かしお客様のベストな物件をご紹介いたします。

戸建てやマンションを購入する時には、多くの方が住宅ローンを利用すると思います。

 

そんな住宅ローンを組む際には、融資実行日という言葉を聞くことになるでしょう。

 

今回は融資実行日について、いつ始まるのか、注意するべきポイントなどを解説していきます。


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 融資


住宅ローンの融資実行日とは何?


融資実行日とは、住宅ローンの融資を開始するタイミングのことで、一般的に言われる借入日です。

 

住宅ローンを申請した日や、審査が通ったタイミングではないということを理解しておきましょう。

 

その融資実行日はいつになるかというと、物件の引き渡し日です。

 

融資実行日が物件の引き渡し日と同じ日に設定される理由は、金融機関が融資対象の不動産に抵当権を設定するためです。

 

抵当権は、不動産売買の代金決済が完了し、買主様の所有物となってからでないと設定することができません。

 

そして、代金決済は引き渡し日に合わせて行われる=その日に物件の所有権が売主様から買主様へ移ることが多いため、融資実行日のタイミングも引き渡し日と同じ日になるのです。

 

住宅ローンの融資実行日を決定する上での注意点


先ほど述べたように、融資実行日は物件の引き渡しとタイミングを合わせる必要があります。

 

そのためタイミングを合わせるには、住宅ローンの審査にどれぐらいの期間を要するのか把握していないといけません。

 

住宅ローンは、事前審査が約3日~1週間、本審査が約2週間~3週間、トータルで34週間ほど期間を要します。

 

住宅ローンの審査期間を考慮せず、先に物件の引き渡し日を決めてしまうと、審査のタイミングが間に合わず予定通りに決済できなくなる可能性があります。

 

そうした失敗を避けるためには、ご自分で希望する金融機関へ相談に行ってスケジュールの確認を行なうか、仲介役の不動産会社と提携している金融機関でローンを組む方法があります。

 

不動産会社と提携している金融機関なら、引き渡しと融資実行日を考えながら調整してくれるので、スムーズに契約を進めやすくなりますよ。

 

借り入れたい金融機関にこだわりがない方は、不動産会社と提携している金融機関を選ぶことをおすすめします。

 

なお、住宅ローンの金利にも注意すべきポイントがあります。

 

金利は審査が通ったタイミングではなく、融資実行日の金利を適用する場合が多いからです。

 

たとえば、融資申し込みを4月に行なって引き渡しが5月になる場合は、5月の金利が適用されるというわけです。

 

まとめ


住宅ローンを組むときは、スケジュール管理が大切です。

 

いつ決済して引き渡してもらうのか、審査はどれくらいの期間を要し、いつから融資してもらえるのかということを、しっかり確認して契約を進めましょう。

 

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