一戸建ての二世帯住宅に住む前に知ってほしいあれこれ!

不動産コラム

野村 朋洋

筆者 野村 朋洋

不動産キャリア17年

生まれも育ちも川崎です。
豊富な経験と知識を生かしお客様のベストな物件をご紹介いたします。

二世帯住宅を検討しているという方。

 

土地を購入しこれから一戸建てを建てるなら二世帯住宅のタイプを知ることで、円滑に同居を進めることができます。

 

今回は一戸建ての二世帯住宅のタイプと、二世帯住宅で同居をするメリット・デメリットについてご紹介していきたいと思います。


二世帯住宅には3つの形態がある


二世帯住宅


一戸建ての二世帯住宅といっても3の形態がある事をご存知でしたか?

 

完全同居型・部分共有型・完全分離型があります。

 

一般的に知られているのが完全同居型のタイプ。

 

文字の通り完全同居で寝室以外を共有するなど共有部分が多いです。

 

このタイプだと、建築のコストも安く済みますが区分登記ができず別々でローンを組むという事が出来ません。

 

部分共有型の場合、玄関や浴室部分などの一部分の共有となり場合によっては区分登記が可能になります。

 

区分登記は住宅ローンが別で組める他、固定資産税や不動産取得税などの税金を抑えることができます。

 

完全分離型の住宅はプライバシーを保つことができるとし人気ではありますが、分離型の場合、建築コストが高くなるだけでなくいずれ親の介護が必要になった場合、世話をしにくいという点もあります。

 

また大きい一戸建ての場合、区分登記か共有登記で税金も大きく変わってくるので注意が必要です。


一戸建て!二世帯住宅のメリット


二世帯住宅のメリットは家事や育児に関して。

 

最近は共働き世帯が多くなっているので、育児などをサポートしてくれる親世代がいると安心できますよね。

 

また、相続税も二世帯住宅は減らすことが可能です。

 

土地の評価額を抑えることで小規模宅地等の特例が適用され、最大で80%減額が可能になります。


一戸建て!二世帯住宅のデメリット


二世帯住宅


二世帯住宅のデメリットですが、生活リズムや金銭面。

 

親世代と子世代では生活リズムが違います。

 

いつも通り生活していても、実はうるさいと感じていることもあるかもしれないので、気遣いを忘れない事が大切です。

 

金銭面も片方の世帯に負担がいってしまうと不満を持ってしまうことがあります。

 

いくら親子関係だからといって甘えることなく、しっかり話し合いを持つことが必要です。


まとめ

 

一戸建ての二世帯住宅へのお引越しをする場合、意見の食い違いが必ず出てくるかと思います。

 

メリットもあればデメリットもあり、妥協をすると後々トラブルにもなりかねません。

 

お互いが気持ち良く生活できるように、意見を出し合い最善の方法を見つけることが大切です。

 

二世帯住宅を建てた後で、同居を取り辞めるケースも意外と多い様なので、二世帯住宅を建てる前に、一度共同生活を送ってみるのもいいでしょう。


双方が快適に暮らせる環境をつくることが大切です。


私たち、アイナハウジングでは二世帯でも居住可能な二世帯住宅向けの戸建て物件をご紹介しております。


なにかご質問や気になる点等ございましたらお気軽にご相談ください

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