【広告でマンション購入を検討するなら】知りたい!情報の見方
物件探しでは、インターネットの住宅情報サイトやフリーペーパー、ポストに投函される不動産会社のチラシなど、多くの媒体から情報収集される方がほとんどでしょう。
しかし、そうした広告も見慣れていないと、大切な情報を見つけられない場合がありますよ。
今回は、不動産広告で知りたい情報を見落とさないために、見方のポイントを紹介いたします。
マンション購入 広告に載っている情報
不動産広告では、表示しなければならない事項や表示する基準が決められており、所在地や物件から駅までの所要時間、価格、専有面積や間取り、構造など、物件の詳細情報が記載されています。
次は、各項目の表記で注意しておきたいポイントをご紹介します。
・所在地
所在地は、広告などでは地番が省略されることも多くなっています。
地番は、登記簿に表示された地番となるため、住居表示の番号とは異なる場合もありますよ。
・交通アクセス
徒歩では、駅の出口から物件の敷地入り口までの距離を80m=1分で換算しています。
そのため、通勤・通学時間を計算する上で、駅構内が広い場合は注意が必要でしょうね。
また、直線距離ではなく最短距離で測定しており、坂道や、信号の待ち時間などは考慮されていません。
電車の場合、最短の時間が表示されています。(乗り換えや急行などを利用した場合は注記されます)
・価格
これから建設されるマンションの場合、「予定価格3,000万円(2戸)~6,500万円(1戸)」「予定最多価格帯5,500万円」など、予定価格が表記されます。
・専有面積
専有面積は、平米単位で表示されます。
バルコニーや、玄関の前廊下など共用部の面積は入りません。
専有面積は、壁の中心線で囲まれた壁芯面積で表示されるため、壁の内側の内法面積は3~5%小さくなりますよ。
また、購入後の登記簿上の面積は内法面積で記載されるため、広告表示よりも狭くなると理解しておきましょう。
和室の広さを表す畳数ですが、1枚当たりの広さは1.62㎡以上が基準となっています。
・建設予定地の用途地域
広告で記載されている用途地域から、住環境が予想できます。
用途地域とは、都市計画法で住居、商業、工業など大まかな土地の用途を定めるもの。
マンションが建つ場所の用途地域が第1種・第2種中高層住居専用地域なら、周辺は中高層マンションや病院、店舗などがある環境となり、商業地域なら周辺に銀行やデパート、オフィス等が多い事になります。
・敷地の権利
借地権付きの物件は、購入の際、土地分のお金がかからないので手頃な物件が多くなりますが、毎月の地代を支払わなければならないので注意が必要です。
・免許情報
不動産広告では、不動産会社の免許情報の表示が必要ですが、免許番号の( )内の数字が大きいほど営業年数が長くなるため、その会社の信用度を知る目安になります。
例:国土交通大臣(11)第000号
・返済例
広告で紹介している返済例は、変動金利で試算されている事がほとんどです。
そのため、月々の支払い額は少ないですが、金利や返済額が変わる事が多いので、注意が必要ですよ。
まとめ
マンション購入を検討中の方に、不動産広告の見方のポイントをご紹介しました。
これから広告で比較検討するという方は、今回ご紹介した内容を参考にして頂ければ幸いです。
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