住宅ローンの手続き!審査や控除の流れを解説!
マイホームの購入には数千万円という大きな金額が必要になるので、多くの場合は住宅ローンを組んで支払いをします。
住宅ローンを組むためには審査を受ける必要があり、また一定の要件を満たした場合は住宅ローンの控除を受ける事が可能です。
そこで今回は、住宅ローンの審査の流れや控除の手続きについてお話します。
住宅ローンの手続き①:事前審査
住宅ローンを組んで住宅を購入する前に、事前審査と本審査の2段階の審査をうける必要があります。
購入する物件が決まったら、住宅ローンの事前審査を申込みますが、金利の優遇や借入可能額もこの時に決まります。
事前審査では年収や債務状況などをチェックされ、金額が大きければ減額請求をされる事も。
事前審査は強制ではありませんが、本審査の前に審査に通るか確認する意味でも行う事をおすすめします。
住宅ローンの手続き②:本審査
事前審査が通ったら、本審査に進みます。
本審査では事前審査よりも詳細なチェックがおこなわれ、審査結果も早くて1~2週間、遅い場合は1ヶ月程かかる事も。
また、本審査では物件の価値や申し込んだ方の健康状態も確認され、場合によっては別途保証人を要求される事などもあります。
仮審査に通っても本審査で落ちる事がありますが、一般的にそれは全体の1~3%と言われているので安心して下さいね。
この本審査を無事通る事が出来たら、金融機関と住宅ローンの契約という流れになり、購入した住宅の引き渡しと同時にローン返済がスタートします。
住宅ローンの手続き③:控除とは
住宅ローンの控除とは、住宅ローンを利用してマイホームを購入した場合、一定の要件を満たしていると10年間年末ローン残高の1%が所得税から控除されるお得な制度です。
借入額や納税額、購入した住宅の仕様でも控除額は違いますが、10年間で最大400万円もの金額が所得税から戻って来る事に。
住宅ローンの控除を受ける為には、入居した翌年に必ず確定申告をしなくてはならず、必要書類を集めて税務署に提出する必要があります。
申告期限は定められていますが、期限を過ぎても5年前までさかのぼって申告する事が出来るので安心して下さい。
まとめ
いかがでしょうか。
住宅ローンは、2段階の審査を終えてから契約に至る流れとなります。
また、住宅ローンの控除を受けるには確定申告しなくてならないので、忘れずに手続きをしましょう。
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