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戸建ての建築では基礎工事が大切!内容と進め方をしっかり把握しよう

不動産コラム

野村 朋洋

筆者 野村 朋洋

不動産キャリア19年

生まれも育ちも川崎です。
豊富な経験と知識を生かしお客様のベストな物件をご紹介いたします。

戸建ての建築では基礎工事が大切!内容と進め方をしっかり把握しよう

戸建てを建てるときは基礎工事が重要だと、聞いたことがあるかもしれません。
けれどもあこがれのマイホームでは、間取りや外壁などの目に見える部分を意識してしまうため、基礎についてはあまり知られていないようです。
そこで今回は、一戸建ての購入を検討されている方に向けて、基礎工事の内容や進め方についてご説明します。

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戸建てを建築するときは知っておこう!基礎工事とは何か?

戸建て建築の流れを確認すると、基礎工事が必ず含まれています。
では、「基礎」とは何のことなのでしょうか。
基礎とは、「地面と建物のつなぎ目にあたる部分」のことです。
建物の大切な土台となり、基礎の強度が耐震性や耐久性にも影響します。
工事には、主に2つの方法があります。

ベタ基礎

建物の底一面を鉄筋コンクリートで覆う方法です。
安定性や耐震性が高く、湿気やシロアリなども防ぐため、長い間建物を守ることができます。
現在、多くの家に採用されている方法です。

布基礎

建物の柱や壁の部分にコンクリートを流し込む方法です。
ベタ基礎が「面」で支えるのに対し、こちらは「線」で支えます。
地面からの湿気にやや弱い面がありますが、コンクリートなどを使う部分が少ないため、コストが低いことがメリットです。

戸建てを建てるときに大切な基礎工事!進め方もしっかりと覚えておこう

建物の基礎は、どのような進め方で工事をするのでしょうか。
例として、ベタ基礎の進め方についてご説明します。
1.建物が建つ部分に地縄を張る
2.基礎の底の部分まで重機などで掘る
3.細かく砕いた「砕石」を全体に敷き、その上に防湿シートを敷く
4.「捨てコンクリート」を流し、乾いたら基準線を引く
5.鉄筋を組み、外周に型枠を組んでコンクリートを流し込む
6.乾いたら、内部の型枠を組んで、コンクリートを流し込む
7.型枠を外し、仕上げをする
作業開始から完了までには、通常1ヶ月から1ヶ月半ほどかかります。
知識や技術が必要なため、専門の職人が行うことが一般的です。
また基礎工事を始める前には、地盤調査をしっかりと行うことも重要です。
もし地盤が弱い場合は、改良工事も含めた基礎工事が必要になりますので、注意しましょう。

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まとめ

地盤工事は、家づくりの土台になる大切なものです。
見えない部分なので地味に感じるかもしれませんが、必要性や重要性をきちんと認識しておきましょう。
安心して長く暮らせるマイホームのために、地盤調査からきちんと行うことをおすすめします。
アイナハウジングでは、JR川崎駅周辺の新築一戸建て・建売住宅をご紹介しております。
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