川崎市川崎区にある「川崎大師」の歴史などをご紹介
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お祝い事や人生の節目・ご先祖様のご供養など、神社やお寺に参拝に行かれる方は多いのではないでしょうか。
しかし寺社仏閣には「神社」「寺」「大社」「大師」など、さまざまな呼び方があるために実はその違いがわからないことも多いはずです。
今回はその違いについてご紹介しつつ、川崎市川崎区にある川崎大師をご紹介したいと思います。
そもそも「大師」とは何か
川崎大師という名前は耳にされたことがある方も多いと思います。
神奈川県川崎市川崎区にある寺院です。
寺院ということはお寺の1つですが、実は「寺」と「大師」では少し違いがあります。
違いをわかりやすくご説明すると、「寺」はお釈迦様などの仏さまをお祭りするところで、「大師」とは位の高い僧侶を仏さまとしてお祭りするところということです。
同じように神様が祀られている神社にも、神社・神宮・大社と呼び名の違いが存在し、歴代の天皇や皇室と縁のある神様をお祭りするところを神宮、特定の神様をお祭りする神社のうち中心となるところを大社と呼ぶそうです。
お寺や大師には正しい参拝方法がありますので、せっかくお参りするのであれば、心を込めて参拝しましょう。
まずは一礼してからお寺に足を踏み入れ、その後はお清め水で両手を流し、口をゆすぎましょう。
お寺の鐘打ち、写経、ろうそくで灯明、お線香を立てられるお寺もあります。
読経させていただくのもおすすめです。
ご本尊さまと大師さまを念じ、お経を読みましょう。
川崎市川崎区「川崎大師」の概要
次に川崎大師の概要をご紹介します。
「厄除けのお大師さま」として有名な川崎大師は、地元川崎区だけでなく、日本全国から参拝に訪れる方がいらっしゃいます。
その歴史は900年近く前の崇徳天皇時代に、平間兼乗という武士が無罪の罪で追われた挙句、川崎にたどり着き、漁猟を始めたところが始まりです。
その武士が海で弘法大師のお像を引き上げ、そこから怠ることなく供養を続けていたことをきっかけに、川崎大師のもととなる平間寺ができたというわけです。
また、川崎大師では毎月行事が執りおこなわれています。
なかでも節分会の豆まきは、千葉の成田山新勝寺・八王子の高尾山薬王院とあわせてご覧になったことがある方は多いのではないでしょうか。
この三院はともに真言宗智山派の大本山の寺院のため、同時に取り上げられることが多い寺院です。
●所在地：神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
●開扉時間：（4〜9月）5:30〜18:00、（10〜3月）6:00〜17:30 ※ただし毎月20日は21:00まで、21日は5:30から開扉
●定休日：無
●アクセス：京急大師線 川崎大師駅から徒歩8分、車の場合は首都高速大師出口から数分
●駐車場：有
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まとめ
川崎市川崎区にある川崎大師について、概要をご紹介しました。
このように広く信仰されるお大師さまが近くにあると、落ち着いた生活が過ごせそうです。
そもそも大師とは何か？と疑問を感じていた方もいらっしゃったかと思います。
これを機に、厳かな気持ちで参拝されてみてはいかがでしょうか。
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