不動産購入時には知っておきたい!外壁「スタッコ仕上げ」のメリットデメリットとは?
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マイホームなどの不動産購入は、人生の中でも大きな買い物のひとつです。
間取りや内装など、夢がふくらみますよね。
このとき忘れてはいけないのが、大切な家を守ってくれる「外壁」です。
今回は、外壁の塗装方法のひとつ「スタッコ仕上げ」について、その特徴とメリットやデメリットについてご紹介します。
外壁の「スタッコ仕上げ」とは?
「スタッコ仕上げ」を初めて耳にする方も多いのではないでしょうか?
スタッコとは化粧漆喰とも呼ばれ、外壁の仕上げに塗る建築材料のことで、このスタッコを使用し、模様をつけ仕上げた外壁を「スタッコ仕上げ」といいます。
なじみがないように感じますが、一軒家やマンション、ビルなどに多く使用されており、一度は目にしたことがあるデコボコ模様が特徴の外壁です。
スタッコ仕上げには噴射器具で吹き付ける「吹き付け塗装」と、左官職人がコテで仕上げていく「コテ塗り」があります。
「吹き付け塗装」はコストが低く工期が短いのですが、模様のバリエーションは少なく、やや耐久性が低くなるのが特徴です。
「コテ塗り」は職人のセンスや技でオリジナルの模様が作れるほか、技術によって耐久性が上がりますが、ややコストが高く工期が長くなるのが特徴です。
「スタッコ仕上げ」のメリットとデメリット
スタッコ仕上げのメリット
外壁に石造建築風の模様をつけることで、デザイン性に優れ高級感や、重厚感を演出することができます。
外壁は面積が大きく、印象に残るためデザイン性の高さは大きなメリットといえるでしょう。
また、塗膜が厚いため、耐久性が高いこともメリットのひとつです。
耐久性が高いと、塗り替え頻度も少なくすむので、コストが抑えられます。
スタッコ仕上げのデメリット
表面に凹凸の模様があるため、平らな外壁に比べ汚れが落ちにくいことがあげられます。
スキマに入った汚れは時間がたつと、取れにくくなるので、美観を保つためにはこまめなメンテナンスが必要です。
また、塗膜のはがれやひび割れは「スタッコ仕上げ」に限ったことではありませんので、不動産購入をする場合には最後に外壁メンテナンスをした年を確認した方がいいでしょう。