一戸建てを賢く購入する!長期優良住宅についてご紹介します

不動産コラム

野村 朋洋

筆者 野村 朋洋

不動産キャリア19年

生まれも育ちも川崎です。
豊富な経験と知識を生かしお客様のベストな物件をご紹介いたします。

「長期優良住宅」という言葉を聞いたことがありますか?

 

一戸建てを購入しようと考えているなら、「長期優良住宅」の基準を満たして認定を受けると、税制面などで優遇が受けられるためおすすめです。

 

今回は「長期優良住宅」について、詳しくご紹介します!


長期優良住宅の基準を知ろう

 

一戸建てを賢く購入する:長期優良住宅の基準を知ろう

 

長期優良住宅とは、その名前のとおり、「長い期間」安心して暮らせる「優良な住宅」のこと。

 

基準を満たして長期優良住宅の認定を受けると、いろいろな優遇措置が受けられます。

 

まずは、どんな基準があるのか見てみましょう。

 

<長期優良住宅の基準>

長期優良住宅の基準は、以下のとおりです。

 

1.バリアフリー性:将来的に、バリアフリーに対応可能


2.可変性:ライフスタイルに合わせて間取りの変更が可能


3.耐震性:耐震等級が2以上、または免震建築物であるなど耐震性がある


4.省エネルギー性:省エネルギー対策等級が4以上


5.居住環境:景観が良好で、地域の居住環境の維持などに配慮している


6.維持保全計画:定期的な点検・補修の計画が策定されている


7.維持管理・更新の容易性:耐用年数が短い内装や設備などについては、維持管理を簡単に行えるようになっている


8.劣化対策:床下の空間が330㎡以上あるなど、劣化対策等級3相当の構造となっている


9.住居面積:一戸建てでは75平米以上、少なくてもひとつのフロアの床面積が40平米以上

 

一戸建てを賢く購入する:長期優良住宅だとフラット35などが優遇される

 

長期優良住宅と認められるには、ご紹介した9つの基準を満たす必要があります。

 

基準をすべてクリアするのは大変ですが、長期優良住宅と認められると、住宅ローンや固定資産税などの優遇措置が受けられるのでおすすめです!

 

<長期優良住宅で受けられる優遇措置>

 

長期優良住宅と認定されると、以下のような優遇措置が受けられます。

 

1.一般住宅では、住宅ローン控除の控除対象となる借り入れ限度額の優遇金額は4,000万円ですが、長期優良住宅だと限度額が5,000万円に引き上げられます。

 

2.一般住宅では、不動産取得税の控除額は1,200万円ですが、長期優良住宅だと1,300万円が控除されます。

 

3.一般住宅では、固定資産税が2分の1に減額される期間は1~3年間ですが、長期優良住宅は1~5年間減額されます。

 

4.全期間固定金利住宅ローンの「フラット35」でも、さらに金利が優遇されます。

 

まとめ

 

長期優良住宅と認められると、税制面だけでなく、フラット35などの住宅ローンでも優遇措置が受けられます。

 

一戸建ての購入をご検討でしたら、長期優良住宅を選択肢に入れてみましょう!


アイナハウジングでは、JR川崎駅周辺の新築一戸建て・建売住宅をご紹介しております。

 

マイホーム検討中の住宅ローンに関するご相談も、ぜひ当社までお問合わせ下さい

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