横浜市鶴見区にあるお寺「総持寺」とは?開催イベント「つるみ夢ひろば」もご紹介
横浜市鶴見区にある曹洞宗の大本山である総持寺は、地元でも有名な由緒正しい寺院です。
この総持寺では毎年「つるみ夢ひろば」というイベントが開催されています。
今回は総持寺の歴史や、総持寺で行われるイベントの概要を紹介します。
横浜市鶴見区にある総持寺の歴史と概要
JR鶴見駅から徒歩約7分の所にあるのが、総持寺です。
昭和の名優、石原裕次郎さんのお墓があることでも有名です。
その正式名称は「諸嶽山總持寺」と言い、700年の歴史を誇ります。
開創当時は現在の石川県輪島市にありましたが、明治31年に起きた本堂の火災で多くの伽藍を焼失してしまいました。
この火災を機に明治維新38年5厚に本山貫首となった石川素童禅師の決断のもと、明治44年現在の横浜市鶴見区に移転されました。
この横浜市鶴見区の敷地はJR鶴見駅から徒歩で行ける距離にもかかわらず、約15万坪の広大な敷地を有しています。
境内は誰でも自由に入ることができるので、地元の人の散歩コースとして愛されています。
拝観料を払うと、修行僧の説明を聞きながら一周約1時間の諸堂拝観にも参加できます。
また総持寺では、学校法人総持寺学園として三松幼稚園、鶴見大学附属中学校・高等学校、鶴見大学を、社会福祉法人諸岳会として総持寺保育園、精舎児童学園を経営。
地元の子どもたちの教育にも熱心に関わっています。
横浜市鶴見区の総持寺で開催されるつるみ夢ひろばとは
このように地元に密着した総持寺では盆踊りや年越しなど、地元の人で賑わうイベントも多々あります。
そのうちの一つが今年で8回目を迎える「つるみ夢ひろばin総持寺」です。
令和元年となる今年は11月3日の9時30分~15時に開催されます。
元々石川県にあったということもあり、東日本の復興支援を兼ねた物産展や能登の物産展が行われます。
また地元鶴見の土産品や地場野菜、総持寺みやげ、手芸品の販売と穴子丼や焼きそば、いなり寿司の販売などが門前バザールで行われます。
その他ステージパフォーマンスや消防はしご車・太極拳の体験コーナーもあります。
子ども連れの方はキッズコーナーへ行くと、紙芝居やけん玉、丸太切りの他、工作ワークショップなども楽しめます。
特に今年は総持寺を石川県から鶴見に移転させた石川素童禅師の100回御遠忌という歴史的節目でもあり、100年に一度の壮麗なパレードが行われるそうです。
パレードの内容は総持寺僧侶、梅花講、稚児、木遣が先導し、棟岩院の大神輿と地元鶴見神社の万灯神輿が総持寺境内を練り歩くというものです。
神輿に関しては初めての試みですが、迫力満点であるに違いありません。
まとめ
今年で8回目というつるみ夢ひろばは、子どもからお年寄りまで、皆が楽しく過ごせるプログラムが沢山あります。
石川素童禅師の100回御遠忌ということで、例年より更に盛り上がることが予想されます。
ぜひ、横浜市鶴見区の総持寺に訪れてみてはいかがでしょうか。
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