コンクリート打ちっぱなし住宅のメリットとデメリット

不動産コラム

野村 朋洋

筆者 野村 朋洋

不動産キャリア17年

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さまざまなデザインの一戸建てが建てられますが、コンクリート打ちっぱなしの建物は無機質でクールな印象があり、多くの人の憧れだと思います。

 

とは言えコンクリート打ちっぱなし住宅にもメリット・デメリットがありますので、これから住宅の建築を検討している方は、是非確認してみましょう。


コンクリート打ちっぱなし住宅

 

コンクリート打ちっぱなし住宅 コンクリート打ちっぱなしとは

 

コンクリート打ちっぱなし住宅とは一般的にRC(鉄筋コンクリート)構造でタイルなどの外壁の仕上げを行わず、型枠を外したままの仕上げが特徴の建物です。

 

コンクリート打ちっぱなし住宅は建物の性能も高く、見た目も特徴的な為、多くのエリア、幅広い年代の方から根強い憧れがあります。

 

コンクリート打ちっぱなし住宅 メリットは?

 

コンクリート打ちっぱなし住宅のメリットは、デザインが良いだけでなく、高性能なコンクリートの素材を活かした耐震性、耐火性、気密性などが挙げられます。

 

コンクリートが火に強いことは皆さんもご存知だと思いますが、そのお陰で住宅の火災保険が木造住宅に比べて安くなることはご存知でしょうか。

 

また、地震保険も同様に、耐震性が高く保たれているために安くなります。

 

火事にも地震にも強いことがコンクリート住宅の1番のメリットです。

 

気密性も良いことから外気の影響を受けづらいので空調効率も上がり、冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことができます。

 

気密性に関しては、防音性能も高いこともメリットの一つです。


コンクリート打ちっぱなし住宅の部屋

 

コンクリート打ちっぱなし住宅 デメリットは?

 

コンクリート打ちっぱなし住宅のデメリットには高額な建築費が挙げられ、一般的な木造住宅や鉄骨住宅よりも建築費は高額です。

 

コンクリートの自重が重いため、頑強な地盤でないと建築できないことも建築費が高くなる要素のひとつです。

 

頑強な地盤でなければ地盤補強工事や地盤改良工事が必要になるために、その費用も検討しなくてはなりません。

 

同じく費用面でメンテナンスに費用がかかります。

 

コンクリートはいつか必ずひび割れしますし、それを放置していると建物の寿命が短くなってしまいます。

 

防水施工や外壁のコーティングなども定期的にメンテナンスをする必要があります。

 

また、その気密性の良さゆえに結露やカビを誘発してしまうため、しっかりとした対策を施す必要があります。

 

まとめ

 

憧れのコンクリート打ちっぱなし住宅ですが、安易に選択して建ててしまうのはやめたほうが良いでしょう。

 

デメリットが気にならないほどメリットに魅力を感じるのかどうか、それは木造住宅では達成できないか、などよく検討した上で判断しましょう。

 

アイナハウジングではコンクリート打ちっぱなし物件などのオシャレな家に住みたい!という方にもご満足いただける物件を多数ご用意しております。

 

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