引っ越し前に要確認!川崎市幸区の認可保育園の入園倍率と待機児童数
子育てファミリーが引っ越しの際に気になる問題と言えば、やはり待機児童ではないでしょうか。
未就学児のいるご家庭にとっては、お子さんの預け先となる保育園が見つからず、やむなく仕事を辞めたり時短勤務に切り替えたりする方も少なくありません。
では、川崎市幸区の待機児童問題はどうなっているのでしょうか。
幸区を含む川崎市の保育園事情 2017年はどうだった?
厚生労働省では、毎年4月1日時点と10月1日時点の認可保育園の入園状況と待機児童数の報告を求めています。
川崎市でもそれに従って、幸区を含む市の保育園入園状況と待機児童数を報告しています。
なお、2017年の結果は以下の通りでした。(※川崎市全体のデータより)
2017年4月…利用申請者数29,890人、利用児童数26,999人、待機児童数0人
2017年10月…利用申請者数31,527人、利用児童数27,193人、待機児童数374人
上記の通り、2017年4月の時点での川崎市の待機児童数は0人でした。
しかし、この中には希望の認可保育園に入園できなかったお子さんや、育休中のお母さんが自宅で見るお子さんの数(保留児童数)は含まれていません。
保留児童数だけに注目すると、4月の時点で2,891人もいたのです。
また、4月と10月では利用申請者数と待機児童数の数に大きく開きがありますが、これは国が決めた待機児童数の集計方法を10月から採用したためです。
詳しくは、川崎市の認可保育所の入所・待機児童総数のページをご覧ください。
幸区だけで見た保育園の倍率はどのくらい?
今度は、幸区だけに絞った保育園事情を見てみましょう。
川崎市の中心市街地を有し、東京都心・横浜方面へのアクセスが良く子育てファミリーが多く暮らす幸区でも、やはり入園希望者は大勢いらっしゃいます。
少しデータは古いですが、2017年4月時点の幸区の入園希望倍率のうち、最も高かったのは1歳児の10.9倍、次いで2歳児の8.3倍、0歳児の7.7倍でした。
一方、最も倍率が低かった5歳児は5.0倍なので、産休明けや育休明けでお子さんを預けたい子育てファミリーがとても多いということが解るでしょう。
幸区の認可保育園の数や川崎市が行っている支援情報
保育園入園が容易ではない幸区ですが、区内にはどれだけの認可園があるのでしょうか。
川崎市のホームページによると、2018年3月時点の幸区の認可保育園は、44園あります。
そして、認可園に入れなかった方のための施設としては、家庭的保育事業・小規模保育事業・企業主導型保育事業などを設置し、預け先の拡充を図っています。
また、認可園でも一次募集締め切り後にまだ受け入れが可能な保育園情報を公開するなど、1世帯でも多くの子育てファミリーがお子さんを預けられるように支援を行っていますよ。
まとめ
認可園は保育料が安く、保育時間も長いため、フルタイムで働くお父さん・お母さんにとっては頼りになる施設です。
ただ、必ずしも入園できるとは限らないので、その点を考慮して認可園以外の保育園情報もぜひチェックしておきましょう。
未就学児のお子さんがいる子育てファミリーで、川崎市幸区でマイホームを購入して引っ越す予定の方は、アイナハウジングまでぜひご相談ください。
《川崎市幸区のおすすめ物件情報》
※掲載している物件情報は、2018年3月27日時点の情報です。
JR南武線矢向駅から徒歩13分の場所に立地する新築一戸建てです。
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